3:JupyterLabを使ってみよう

〜NBAデータ分析のための環境構築〜

JupyterLabってなに?

JupyterLab(ジュピターラボ)は、Pythonコードをブラウザ上で書いて・実行して・可視化できる開発環境です。データ分析や機械学習の現場でも広く使われており、NBA_APIを使ったスタッツ分析にも最適です。

なぜJupyterLabがおすすめ?

  • コードとグラフを一つの画面で確認できる
  • データの表形式(DataFrame)との相性が抜群
  • Markdown(テキストを表示するのに使うセル)で説明文も書けるから学習記録にも最適

特にNBAデータのように、試しながら分析していくタイプの作業にはJupyterLabがベストです

Jupyter Notebookとの違いは?

Jupyter Notebookは聞いたことがあると言う方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、JupyterLabは、Jupyter Notebookの“次世代版”になります。なので基本的にJupyterLabを使えば問題ございません。Pythonの公式もJupyterLabを推奨してます。
ちなみに簡単な比較は以下になります。

項目Jupyter NotebookJupyterLab
開発元Project Jupyter同じく Project Jupyter
起動方法jupyter notebookjupyter lab
ノートブックファイルの形式.ipynb(共通).ipynb(共通)
UI構造単一画面でノートブック1つずつ表示タブ式UIで複数ファイルを並行表示可能
拡張性限定的プラグインやターミナル、CSV表示など豊富
対象ユーザー初学者~中級者中級者~上級者
開発状況安定だがメンテナンス縮小傾向公式が現在メインで推奨している


Google Colabとの違いは?

Google Colabは、Googleが提供する無料のクラウド型Jupyter Notebook環境です。
インストール不要・ブラウザだけですぐに使えるため、Pythonの学習やデータ分析、機械学習の入門にとても人気がありますし、Pythonを始める前に環境構築(インストール)で挫折、、、なんて声もよく聞きますので環境構築(インストール)なしでパッと開始できるGoogle Colabを推奨している入門書や、udemy講座なども多いですね。ただ、長期的に学んでいくならJupyterLabをお勧めします。理由としてこちらがGoogle Colabの弱点になります。

弱点内容
毎回ライブラリを再インストールセッション終了で環境が消える
セッションに時間制限あり無料版は最大12時間程度で切断
外部ファイルの保存にDrive連携必須CSVなどを直接開けない
処理速度の制限(無料版)GPU使用にも制限がある
拡張性に限界プラグインやUIカスタマイズ不可

特にNBA_APIのように外部から毎回データを取得したり、複数のライブラリを併用するようなプロジェクトでは、毎回の環境構築がストレスになりやすいです。
特に本サイトはJupyterLabでの操作を前提に進めていきますので、若干面倒ではありますがJupyterLabの環境構築を最初にやってしまいましょう。そこまで大変な作業ではないです。

JupyterLabのインストール方法

インストール手順(Anacondaを使うのが簡単)

Step 1. Anacondaをインストール

https://www.anaconda.com/products/distribution

  • 「Download」ボタンから自分のOSに合ったバージョンを選び、インストール。
  • 途中で「Add to PATH」はチェックを入れるのが無難(Macは自動)。
Step 2. JupyterLabを起動
  • インストール後、Anaconda Navigatorを開く
  • 「JupyterLab」の「Launch」をクリック

すると、ブラウザが自動で開き、JupyterLabの画面が立ち上がります。
私はエンジニアではないので、環境構築に関しては優れた知識はなく他のサイトPython学習サイトやYoutubeを参考にした方が分かりやすいかもしれません。

ここまでできればクリアです!


まとめ

  • JupyterLabは、Python学習・データ分析・NBAスタッツ研究にぴったり
  • シンプルな操作で、試しながら理解を深められる
  • Colabよりも安定して長く使える分析環境を手元に持ちたいなら、JupyterLabの導入がおすすめ

それではいよいよPythonとNBA_APIを使ってデータ分析を学んで行きましょう!


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